デキシード・ザ・エモンズ

(浜松 LUCREZIA

ついに、この日が来てしまいました。デキシーのライブでございます。
前日の夜はビール飲んでハッハーン♪って感じだったのに、いざ当日になってみると、緊張でドキドキして、いてもたってもいられません。
初めて、オープン前にルクに行きました。最前列で観たかったから。観れたらいいなぁ…と思いながらエレベーターで4階まで上がると、青木さんに「メンバーの到着が遅れて30分ずれるから、どこかで時間つぶしてくれる?」と。
入口前で待っていて邪魔になってしまうのも申し訳ないなぁと思ったので、素直に他のお店に行ってみたのですが、やっぱり落ち着かないのでルクに戻ると、すでにお客さんが結構並んでいらっしゃいました…。最前は無理かしらと半泣き状態になりましたが、入場してすぐ前に行って、プーヤンの前のギリギリ1人分空いてたスペースを確保する事ができました。やったぁ☆

お客さんの熱気がすごくなってきたところで、デキシーが登場。1曲目から手加減なしの、ハイテンションなライブです!ずっと踊りっぱなしで観てました♪♪
新しいアルバム中心にやるのかと思っていたのですが、新旧おりまぜて演奏しておりました。聴きたかった曲がいっぱいでした。特に「マリーは気まぐれ」とか「小さな砂時計」あたりが聴けて嬉しかったなぁ。しかも、新曲も2曲披露!2曲目にやった方のが好きだったなぁ。また聴きたいなぁ。

途中、ハッチも自慢の歌声を披露。♪海はぁ〜よぉ〜 に始まり、「最近この曲気に入ってて、CD欲しいんだよね」と某金貸し会社のCMソング(♪忘れな〜いで〜お金よ〜りも〜 ってやつ)を唄い、さらにはドラム演奏をプラスしてロックバージョンで熱唱(笑)矢沢永吉の話から矢沢透の話になり、アリスの曲(タイトルわかんないけど、♪あなたは稲妻のように っていうの)を唄い、そしてジュリーまで加わってしっかりハモって唄い出す。唄が上手いのが、聴いてて憎たらしい(笑)あと、「サンタルチア」も前に出てきてまで唄ってました。
ジュリーも負けじと「襟裳岬」を唄い、その後外国語バージョンでハッチと1フレーズずつ唄っておりました。…自分達以外の曲、唄い過ぎです(苦笑)
ハッチは↑の曲だけでなく、ちゃんと「You Can't Judge-」と「マリアーナ」を。いい声でした☆
中盤くらいからマナーの悪いお客さんが暴れ出して、危ないしスピーカーが倒れるんじゃないか心配になりましたが、岡崎さんが睨みをきかせて少し収まりました。私いくらどつかれても、最前列だけは譲りませんでした(笑)
「Shake」で最高潮になったところで、最後いきなり流れがかわって「ウェンディ」を。この曲を一度、ライブで聴いてみたかったのですよ…。嬉しかったし、すごくよかった。唄が終わると、感動やいろんな感情が一気にぐわぁっと込み上げてきて、涙がでました。泣いちゃいました。
アンコールは、「ダディ・ローリング・ストーン」と「(I got my)Mojo Working」。そして、やっぱり聴きたいのが「デキシード・ザ・エモンズのテーマ3」!最高でした!
ばかばかしくって、かっこよすぎな2時間。ただただ音楽に聴き入って踊ったりはしゃいだり、とにかくいっぱい笑った2時間。あっという間でした。楽しかった!!
このライブを最後に、デキシーは活動休止。ジュリーが喉の手術をするのだそうです。ゆっくりしっかり治療をしてもらって、また素敵な歌声を聴かせてほしいです。
デキシーは、個人的にはいろんなきっかけをくれたバンドというか。ポルカに足を運ぶようになったのも、今仲良くさせていただいている方々と知り合えたのも、デキシーが始まりでした。デキシーがいなかったら、今の私はいないかも。しばらくライブがないのはやっぱりさみしいけど、またライブでいっぱい笑える日がくると思うので。その日がくるのが、とても楽しみです。
デキシー、大好きです。幸せな夜をくれて、本当にありがとう☆